2017年11月19日

矯正装置あれこれ その2

●セルフライゲーション型セラミック装置
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記の写真はセルフライゲーション型セラミック装置です。
装置に”ふた”が着いていて、”ふた”をひらいてワイヤ
ーを挿入し、その後に”ふた”を閉めることにより固定が
できるのです。画期的な進歩です。患者様に診療椅子で寝
ていただく時間が半分から三分の一にまで短縮できました。
それだけでなく、装置周りが清掃しやすいので患者様にも
メリットは大きいです。
当院では全症例にこの装置を使用しています。
その1で紹介した装置の写真と見比べてください。
その1で紹介した装置は、装置からワイヤーが外れないよう
に、細い針金や透明なゴムを使ってワイヤーを装置に固定
しています。このやり方は、ここ100年近く行われてきた
方法です。

なお、下顎前歯には金属製装置を使用していますね。慎重
な対応です。
posted by doc at 11:05| 矯正装置

矯正装置あれこれ その1

●セラミック装置
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審美性に優れています。
当初は壊れやすいという欠点のある矯正装置でしたが、
改良が重ねられて普及しています。 
今では、前歯にはこの矯正装置を使用することが多く
なっています。当院では標準仕様になっています。
ただし注意しないといけないのは、歯より硬い材質で
あるということです。
下顎前歯にこの装置を使用すると、上顎前歯の先端が
下顎前歯のセラミック装置に当たってしまうことがあ
ります。そうすると、上顎前歯が欠けてしまいます。
そこで、当院では下顎前歯にセラミック装置を使用す
ることには慎重です。
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セラミック装置に白いワイヤーを併用しています。か
なり目立たなくなっています。これは希望者には選択
していただけます。

●金属装置
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従来より用いられている装置です。信頼性が高いので、
現在でも治療の主体をなしています。接着剤で歯に貼り
付けます。前歯に使用すると目立つので、最近ではセラ
ミック装置にとって代わられています。当院では、目立
たない小臼歯や大臼歯に使用しています。


●バンド装置
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帯状の薄い金属製のバンドに金属製ブラケット(矯正)
装置をに電気溶接します。バンドは歯にセメントで合着
します。歴史の古い矯正装置ですが、信頼性が高いので
今でも使用されています。バンドの下縁が歯ぐきに接触
するので、歯周病には不利な装置です。当院では、ごく
わずかに使用します。


●結婚式での対応
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治療途中でご結婚になるときには、ご希望に応じて装置
を一時的に撤去します。ただし要費用。


posted by doc at 10:38| 矯正装置